2010年05月28日

中国語は難しい

 二泊三日の短い出張で、北京に行ってきたのだ。

 パスポートと、チケット予約のプリントアウトがあればいい。
 6回目の北京は、同僚のジュンといっしょだった。

 北京市朝陽区和平里東土城路(陽と東は、別の字だけど、出すのが手こずるので、日本の字で)というのが行き先で、宿もそのあたりにある。

 この住所は、実は少しやっかいだ。
 いちど「そんな場所知らない」と、乗車拒否された。
 深夜の、タクシーだまりの中でのことだ。
 タクシーだまりには多くの警備員がいて、客と車を捌く。
 彼らにも沽券があるのだろう。
 警備員はドライバーの胸ぐらをつかむイキオイで、
「おい、どうしてこいつを乗せないなんて言うんだ!(たぶんそういう意味だろう)」と、怒鳴る。
「なこと言われても、知らないもん(たぶんそういう意味だろう)」とドライバー。
「なに? じゃあ、おまえの免許なんか剥奪するぞ!」みたいなやりとりがあり、俺は戸惑うばかりだった。

「いいよいいよ。別の車をあたってみるので」とか(日本語で)言ってみると、警備員が、
「おまえ、黙っていろ。奴の車におまえを乗せるのが俺の仕事だ!(たぶんそういう意味だろう)」みたいになって、車に乗るまでに15分くらいかかった――そんなことがあった。

 反省した。
 つまり、言葉をちゃんと話せないから、みんなに迷惑をかける。
 で、一念発起して、
朝陽区和平里東土城路」を、覚えようとした。
(わざわざ翻訳ソフトで簡体字を入れたのに、文字化けするみたいであきらめた)
 中国語を表記するには、カタカナではとても足りない。
 音の数だと、100倍くらいあるんじゃないのか?
(言語学的にどうかは知らないが)
 それでも無理に書くと、
「ちゃんやんちゅー・ふーぴんりー・どんとぅちぇんりぅ」ってところか。
 飛行機が降下する間、ずっと唱えていた。
 もちろん、カタカナではなく、中国語の四声と言われるアクセント、いやむしろメロディをつけて。
「ちゃんぐゃんちゅーほうぴんぐりーどんぐとうちぇんぐりぅ」

 北京国際空港に着き、シャトル(モダーンな電車)でターミナルを出て、外の灰皿で一服し、スターバックス風味のコーヒーショップでコーヒーを買い、飲んで、タクシー乗り場へ向かった。

「ジュンさん、俺、試したいんだけどさ」
「OK, You can.」
  ジュンの母国は日本だが、頭の中は米語なのだ。

 で、タクシーの列をドキドキと待って、指示されたドライバーに言ってみた。
posted by TAKAGISM at 02:18| Comment(0) | 出張
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